クエ集のこれまでと、そしてこれから:Quest日本集会場の歴史とかなど


わたしの作ってる"Quest日本集会場"ですが、今でこそたくさんの方に使っていただいてる定番ワールドと化しましたが
現在に至るまでにいろんなことがあったりなかったりします
それについていろいろとこの記事でお話しします

当記事は2020年09月時点の情報となります。
当ワールドは2023年6月末をもちまして閉鎖いたしました。

バージョン1:KAW時代~なぜかクエ集へ

クエ集、実を言うと元々 "kawaii Avatar Worlds" という釣りワールドだったんですね

こんなサムネイルしてますが実態は "カワイイ"とか"Kawaii"の文字のアバターが置いてあるだけです なんとひどい!
これを18年9月にPublic化後、19年4月ごろにQuest版VRChatの情報が出始め、「これなら簡単にQuest対応できっだろ」とQuest版リリースの1か月前にはQuest対応させてました

また、写真は残っていませんが、迷い込んできた初心者に向けて日本語の案内を置いたりとかして、当時から集会場としての利用を想定してました


…そしてQuestリリース翌日、とある事件が・・・!

運営によって付けられていたアバターワールドタグが外され、アバターワールド一覧に表示されなくなってしまったのだ
前述の通り当時から集会場としての案内を置いたりとかしてたので、もういっそ「Quest向けの集会場にすっぞ!」ってなって
19年5月24日、Quest日本人向け集会場となりました

当時のクエ集は、KAW時代のPlane1枚にいろいろ置くのを継続してまして、クオリティとしてはUnity触ってれば誰でも作れるようなレベルでした

そこから、今でもおなじみ「案内エリア」を実装したりとか(当時はボタン押してワープする形でした)、すでに他ワールドへの案内ポータルもありました

このポータルがクエ集の今後に響いてしまうことになるのですが…

バージョン2:発展、そして挫折

クエ集リリースから1週間も経たない5月30日、チュートリアルワールドでおなじみのたましこ氏に3Dモデルを制作・提供していただき、クエ集バージョン2となりました*1

持てるオブジェクトもこの頃実装したものでした(同期関連が検証できず不安だったので)

また、当時から、のちにV3となるリニューアルについても計画していました


…が、詳しくは覚えてないんですが、当時のヒルヒルは「他のワールドへの誘導がメイン」と考えてまして
そのために前述の他ワールドへのポータルを大々的に置いていたのですが
それが足枷となり 当時は私が常駐していないとクエ集には人が集まらないことが多かったのです
結局はチュートリアルワールドが覇権を取り そこから例の炎上もあり、
クエ集に私が常駐することがなくなり、そして誰もいなくなり 最終的にはQuest向けに何か作るの引退ってツイートしてたりしました

これは今思うと本当に大きな失敗だったな~~~と ほんとつらい・・・・・・

クエだべとV3:復活の時

そして時は経ち2020年正月頃、Twitterにて
「チュートリアルワールドとかでQuest対応アバター使ってくれる人いない!」ってツイートがあったりとかで
とあるフレンドが「Questの日本人あつまれるワールドあるといいね~」
「それもPC向けにQuest対応アバター使ってねって書いてあったりとか」 ってツイートしてた気がします
それをみて「俺のクエ集があるじゃん????????????????????」ってなって
こういうツイートをしたところ、その日だけではありますが意外と人が集まりました

これで確信を持ち、「クエ集復活させたろ!」って思い いろいろ策を練って
まず知名度向上のために #水曜21時はクエ集で駄弁ろう っていう定期イベントを開催することになりました 今見るとバチクソ長い名前だな…

「Publicインスタンスに参加するだけ」という参加の手軽さと、「ヒルヒルがいなくとも開催できる」「テーマ考えて貼るだけ」という運営の楽さで
名前を #クエだべ水21 に変えた今でも愛され続けるイベントとなりました ありがとうございます…*2
これが定期イベントブームの先駆けとなったのか、後にCafeQやQuestコロニーといった定期イベントがどんどん増えてきました

そして、以前から計画していながら凍結していたアップデート計画についても再開し、
ついに2020年3月31日、"Quest日本人向け集会場V3" として大幅にアップデートさせました


当初はQuest1周年の5月にリリースする予定でしたが、いろいろと見てて早めにやるべきだな~思ったのと
以前からある程度手をつけていたこともあり、作業終わってすぐリリースしました

ここからしばらく、ヒルヒルが毎日夜欠かさずクエ集に常駐していた結果、人がどんどん水曜以外でも集まってくるようになり、
最終的に5月末には人が毎日いるようになりました… うれしい限りです

V3.1:クエ集の完成形

本気で取り組んだクエ集V3ではあったんですが、当時もやはりノウハウ不足でいろいろと粗がありまして
最適化不足だったりとか、もう少しよくしたいな~~~ってところも多かったのです
そこで、V3をベースに様々な要素を取り込んだり改善したりした クエ集V3.1 計画を5月下旬ごろから考え、6月30日にアップデートさせました

作業量としてはV2→V3並みに多く、実質V4みたいなアプデではありますが 基礎は変わってないのでV3.1とさせていただきました
また、ちょっと名前の"向け"の部分が個人的に今思うと気に入らなかったので、思い切ってワールド名自体も"Quest日本集会場"に変更してます

BGMについては、フレンドとクエ集アプデについて話してて「BGMいいのないかな~~~」って言ったところ、
「ここに作れる人おるよ」ときぃさんを紹介(当時すでにフレンドでしたが)していただきまして
無償で作っていただき、しかも連絡してからすぐに完成したのを送ってくださいました… ありがたや・・・・・・・・
こちらから試聴・ダウンロードできるみたいです
https://booth.pm/ja/items/2198045booth.pm


無言勢とか用のペンや、画像の解像度の向上とかいろいろしたかったことも多いんですが、負荷やノウハウ不足で無しに… いつかできればやりたいです

クエ集の今後について

(以下は執筆当時のことなので、現在の状況とは異なる可能性があります)2021/02/25 追記

今後やりたいこととしては
・水曜以外も人がいるようにする取り組み
・案内しがちなPC勢への宣伝
・ヒルヒルな要素を少なくする

あたりでしょうか

人が十分集まるようになったとはいえ、まだ1インスタンス程度しか立たないことも多いですし
ビジターさんを受け入れる体制としてはまだ不安かな~~と思っております
「人いるらしいから来たけど誰もいない!」ってなる可能性が現状のままだと高い気がします
そのためもっとインスタンスが立ちやすいよう・1つのインスタンスに上限超えて集まらないよう試行錯誤していこうかなと

また、Questのビジターを見かけたけどどこに連れてけばいいかわからん!という人に向けて
PCユーザー向けへの宣伝もある程度行おうと考えております
VRC放送局で放送する動画とかも近々作りたいな~~と それ以外にもいろいろ宣伝できる機会があればしたい

ヒルヒルな要素を少なくするのについては、結局は問題ないかもしれませんが
Publicの人が集まる場所って作者自身の個人的な要素が殆ど無い場所が多いので
現状だとトリとか緑色とか案内のスクショとか、ヒルヒルの要素が多いので 
これを可能であれば減らしてもいいかな~~と Twitterにクエ集の公式アカウントがあるのもその一環だったりします

クエ集は今の時点で完成形ではありますが、いつか "クエ集V4" も作りたいなとは考えてます ある程度構想が固まればまたお話ししようかと



この記事は以上です 読みづらい所もあったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
今後とも、クエ集をよろしくお願いいたします!ヒルヒルもよろしくね!

*1:バージョン2 ってのはクエ集V3作った時に思いついた後付けです

*2:現在は終了しています